一般社団法人グローバル環境保健ラボ・ジャパン(Global Environmental Health LAB Japan、略称:GEH LAB Japan)のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2026年7月30日、国際フレンドシップ・デー(International Day of Friendship)に、当法人を設立いたしました。この日を設立日に選んだのは、人と人との友情や信頼を大切にし、そのつながりから新たな価値を生み出したいという思いがあったからです。
当法人は、2015年12月10日に設立された米国NPO法人「Global Environmental Health LAB (GEH LAB)」の日本法人として発足いたしました。創設者であるノーザンイリノイ大学の柴田知幸教授とは、当時日本で唯一の環境保健学部を擁していた麻布大学で共に学んで以来、1988年来の旧友です。米国本部代表を務める柴田教授と密に連携し、米国での活動実績や日米両国の知見、ネットワークを最大限に活かして活動を展開してまいります。
GEH LABは、「自然環境」「人工的環境」「社会的環境」の三つの環境を一体的に捉え、人々の健康とウェルビーイングの向上を目指す国際的な組織です。科学的根拠(エビデンス)を社会へ還元し、研究成果を実際の政策や教育、地域活動へ結び付けることを理念としています。
日本法人もこの理念を共有し、人間・動物・環境の健康を一貫して守る「One Health」の考え方をさらに発展させた「One Health α」の考え方のもと、環境保健、公衆衛生、人材育成、国際交流、研究、教育など幅広い分野で活動を展開してまいります。その第一歩として、現在は以下の日本支部独自の三つのテーマを重点的に推進してまいります。
① 学校保健のデジタル化
私は長年、学校心臓検診をはじめとする学童検診の現場に携わってきました。その中で強く感じてきたのは、学校、保護者、判読医、健診機関の間で、今なお多くの業務が紙を中心に行われているという現状です。私がこの業界に携わるようになってから現在まで、全国的な仕組みは大きく変わっていません。
だからこそ今、本気で変えていかなければならないと考えています。デジタル技術を活用し、子どもたちの健康を守るとともに、関係者すべての負担を軽減できる持続可能な学校保健の仕組みづくりに取り組んでまいります。
② パーキンソン病をはじめとする難病支援
私自身、現在パーキンソン病に罹患しています。診断を受けたことで、「健康とは何か」「社会が人を支えるとはどういうことか」を以前にも増して考えるようになりました。
自身の経験や体調管理、治療に関する情報を積極的に発信するとともに、趣味であるマラソンを通じて患者同士が交流できるコミュニティづくりや、病気があっても挑戦できる社会づくりに取り組んでいきたいと考えています。
③ 病気と闘う子どもたちへの支援
ファシリティドッグをはじめとするアニマルセラピーは、病気と闘う子どもたちやそのご家族に安心や笑顔を届ける大切な存在です。この活動には、私自身の経験から生まれた強い思いがあります。支援の形はこれから関係者の皆様と相談しながら築いていきますが、子どもたちに寄り添い、少しでも力になれる活動を着実に進めていきたいと思っています。
大学時代から続く友情から生まれたこの法人が、日本と世界を結ぶ架け橋となり、多くの人々の健康と未来に貢献できるよう、一歩ずつ歩みを進めてまいります。
科学的根拠を現場で生かし、現場から生まれた課題を社会の仕組みに変えていく。それがグローバル環境保健ラボ・ジャパンの役割であり、私自身の使命だと考えています。
皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
一般社団法人グローバル環境保健ラボ・ジャパン
代表理事 黒田 聡史